シェフの想い~豚肩ロースと小玉ねぎのグラタン~

FLOのデリカ扱い店舗では、オーブンで焼いた料理メニューの中で、一番人気なのがラザニアです。
大皿に盛りつけて、一気に焼き上げる、そのダイナミックな大皿料理は、ご家庭ではなかなか再現が難しいこともあり、FLOの人気メニューです。
ラザニアと同様に大皿で焼き上げる料理は、季節によってメニューが変わります。
過去には、牡蠣とほうれん草のグラタン、ドフィノワ、シュクメルリ・・・など、復活希望のお声を頂くメニューも。
今年、4月の新顔メニュー、「豚肩ロースと小玉ねぎのグラタン」は、FLOのルーキーシェフが開発しました。
ナヴァラン(羊肉と野菜の煮込み)をモチーフに、もっと皆に好まれる味を目指し、豚肩肉を使い、お子様から大人まで楽しめる料理に仕立てました。
豚肩肉をデミソースと白ワインで柔らかくなるまで長時間煮込み、ホワイトルーと食感を残して下処理した小玉ねぎを合わせます。
ベシャメルソースと香り付けのバジルを重ねて、チーズとオリーブをのせ色づくまで焼き上げます。
開発で苦労したのは、グラタンの粘度。ソースの部分を楽しんでいただこうと思うと、ソースが緩く、店頭での見映えが悪く・・・
味は良いのに、手に取っていただけない。。。
試行錯誤を繰り返し、とっても美味しくお召し上がりやすいグラタンに改良ができました。
ルーキーシェフ、よく頑張りました!
シェフのおすすめペアリングは、
①果実味のある厚みのある白ワイン
酸味が穏やかでまろやかな旨味がグラタンの味わいを一層引き立たせます。(品種ピノグリ、産地アルザス)
② ノンアル:和紅茶
海外の紅茶に比べて渋みが少なく柔らかな味わいがグラタンにピッタリです。
さらにシェフがおすすめする、お召し上がり方をご紹介。
<豚肩ロースと小玉ねぎのグラタン~ドリア仕立て~>
お好みのご飯、※写真はターメリックライスを耐熱皿に入れ、適宜グラタンを乗せて、焼くだけ!
<豚肩ロースと小玉ねぎのグラタン~クロックムッシュ風~>
厚めのパンに適宜グラタンを乗せて焼くだけ!
気温も高くなり、キッチンに立つのが億劫に感じられることも増えそうです。。。
是非、<豚肩ロースと小玉ねぎのグラタン>お召し上がりくださいね!